こんにちは。
Windows Server 2008 の Developer Center の Web キャストを追加しました。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/windows/windowsserver2008/
Windows Server 2008 の登場で本格化するサーバ開発について、まずは .NET Framework 3.0 によるサーバ開発がどのような姿になるかを理解してもらうため、WCF/WF を中心として Web キャストを紹介しています。今回は、WF 系の開発イメージをつかんでもらうための Web キャストを追加しました。(今後は管理系も「組める」感覚をつかんでもらえるようなデモを提供し、さらにはもっと Longhorn 的なインフラとどう組み合わせるかといったところも出していきたいのですが、まずはその準備として、新しいサーバ開発の姿を実感してもらえればと思います。)
「ワークフローの作成とランタイムサービスの利用」は、かなり長めの 50 分もののビデオですが、WF の本質を実感したい方は、お時間のある折に是非ご覧ください。普段セミナーなどでも、時間の制約上、「Hello World」的な実用とかけはなれたデモや、逆に、いきなりできあがった複雑な完成品をみせられてしまうなど、なかなかこの辺りの「深み」を理解してもらう時間がとれないのですが、このWebキャストでは、その辺りの制約もなく、思い切りスクラッチから作成してみました。(あとはこれに、トラッキングサービスなどを組み合わせると、もっとエレガントなアプリになります。)
このビデオを通して、ワークフローのエンジンが、
- エンジンそのものが Lightweight なフレームワーク的な基盤 (動きの基本的な枠組みが提供されたエンジン) であり、
- カスタムのものを含むサービスやアクティビティの追加で流れや機能を組み立てていき、
- 技術的にどのような点に配慮して作っていくべきで、
といった点も理解 (「言葉」ではなく、「擬似体験」で) できると思います。
デモのサンプルが示すように、ワークフローエンジンは SOA の開発のためだけでなく、もっと身近なところ(例:例えば、データのステータス管理、など)で使うことのできる「基盤」として、.NET Framework という基盤に組み込まれています。業務やルールにあわせて可変性高くプロセスを構成したい場所があれば、どこでも利用することができるベースの道具(Foundation)であることを実感してください。(SharePoint なども、このワークフローエンジンが使われています。)
※ 尚、Visual Studio Codename “Orcas” は 「Visual Studio 2008」 という名称になります。
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