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設定だけで(開発をせずに) ワークフローから Office ドキュメントの中身を更新する方法 (3)

環境:
Office SharePoint Server (MOSS) 2007
SharePoint Designer 2007
Office InfoPath 2007

設定だけで(開発をせずに) ワークフローから Office ドキュメントの中身を更新する方法

  1. Word 2007 のテンプレート設定
  2. SharePoint Designer 2007 を使用したワークフロー設定
  3. InfoPath 2007 の場合

ここまでは Word を使ってみてきましたが、同じことをもちろん InfoPath 2007 を使ったフォーム (ブラウザフォーム) でおこなうこともできます。
SharePoint のリストのプロパティと関連付いた InfoPath のフォームを作成する方法を下記に記載します。

  1. InfoPath を開いてフォームを作成します (ブラウザフォームにする場合、[ブラウザ互換の機能のみを有効にする] にチェックを付けておきましょう)。
    適当にフォームのデザインをおこないますが、第 1 回の Word のときと同様、「製造番号」と「承認者」を設定しておくことにしましょう。
  2. フォームがデザインできたら、SharePoint 上に発行をおこなう準備として、メニューの [ツール] – [フォームオプション] の [セキュリティと信頼] タブを開き、信頼レベル (ドメイン、など) と署名を設定します。
  3. [ファイル] – [発行] で、[InfoPath Forms Services をインストール済み/未インストールの SharePoint サーバへ] を選択して、SharePoint サーバに発行をおこないます。
    発行の種類は [ドキュメントライブラリ] (下図) を選択し、新規にドキュメントライブラリ作成などをおこないます。
  4. さて、発行ウィザードの途中で、[列] を設定する画面 (下図) が表示されます。これが、SharePoint リストの列と InfoPath フォームの中のデータを関連付ける画面になります。

    ここで [追加] ボタンを押して、上記の「製造番号」や「承認者」を設定していきますが、追加時の設定で、[データシートページまたはプロパティページを使用してこのフィールド内のデータを編集することをユーザに許可する] にチェックを付けておいてください。
    このように設定すると、前回のように、ワークフローなど外部から列を変更できるようになります。

  5. 発行が完了したら、SharePoint で作成されたドキュメントライブラリを表示し、[詳細設定] で [Web ページとして表示する] を選択しておくと良いでしょう。(必ず Web フォームとして表示されるようになります)

 

あとは前回とまったく同じワークフローを使用して、ドキュメントの内容を更新することができるようになります。

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