// 2007.12.27 変更: RTM版にあわせてソースを修正しました こんにちは。 先日の土曜、札幌にて、Microsoft主催による CLTイベント が開催されました。 内容は、以下の通りです。 開発者のための WPF 入門 (赤坂玲音氏) WCF/WFとその連携 (松崎剛) 開発プラットフォームとしての 2007 Office System (スタンドアロン編) (今村丈史氏) 赤坂玲音さんによる「WPF入門」では、WPF を XAML でなく敢えて VB/C# のコードで見ることでその動きの詳細や使われているテクノロジーを理解するというセッションで、WPF の中身を解剖的に理解することのできるという点で、深みの中に分かりやすさがある、「WPFはじめての人」と「WPFを知っている人」の双方が楽しめる内容でした。(赤坂さんは こちら の本を書かれている方です。続きを知りたいという方は是非参考にしてみては如何でしょう。)今村丈史さんの「開発プラットフォームとしての2007 Office System」では、VBA と […]
ASP.NET AJAX の XML-Script を使ったクライアントサイドのデータバインド その2 (Futures CTP 版のサンプル)
こんにちは。 Futures CTP のドキュメントが少ない状態ですので(正式リリースではないのでご容赦ください)、以前、XML-Script のサンプルを掲載しましたが(こちら)、デベロッパーエバンジェリストの小高が、さらに、アドバンストなソースを公開しています。(以下) http://blogs.msdn.com/tarok/archive/2007/04/21/asp-net-ajax-xml-script-web.aspx 以前私が掲載したサンプルでは、クライアントサイドで取得したデータのバインドのみをおこなっていましたが、上のサンプルでは、Webサービスとの連携部分についても ServiceMethodRequest というWebサービスからの値を取得するタグを使って記述しています。 XML-Script では、Descriptor の記述部分 (例えば、ロード時に特定のBehaviorオブジェクトを初期化してページ内で使えるようにする) など、その多くを XML-Script で宣言的に記述することができるようになっています。ですが、ドキュメントが少ないので、雰囲気をつかんでみたい方は、上のブログを試してみては如何でしょう。 Orcas でどのような入り方をしてくるか、楽しみですね、、、
SharePoint の非同期イベント(ItemAdded、ItemUpdated、など)におけるアイテム更新時の注意点
環境:Office SharePoint Server 2007 こんにちは。 デバッグをしている中でこのような事例がありましたので、ご参考のため記載しておきます。(私が書いたソースではないのですが、もしかして同じようなコードが多いのではないかと思い、、、) SharePoint におけるイベントレシーバ (SPItemEventReceiver) の中で、SPListItem (ドキュメントライブラリやリストなどのアイテム) の更新をおこなうというのは頻繁(というか一般的)におこなわれると思います。この際、そのイベントを発生しているアイテムと同一のアイテムの属性などを更新したい場合には、以下の点に注意してください。 ItemAfdded、ItemUpdated など “ed” と付くイベント処理は、イベント発生後に呼ばれる処理ですが、ItemAdding や ItemUpdating など処理前に呼ばれるものと異なり非同期で呼び出されます。このため、Word や Excel の文書アイテムでこの処理を記述すると、ItemAfdded や ItemUpdated が呼ばれている際に、まだ編集中の状態でアイテムにロックがかかっているという状況がタイミングによって発生します。このタイミングの場合、SPListItem の Update メソッドを呼び出しても、ロックが原因で例外(もしくはエラー)が発生します。(しかも、イベントレシーバーなので、エラーはユーザの画面には表示されず、内部でプログラムの処理が停止します。) こうした場合には、Update() メソッドではなく、SystemUpdate() メソッドを使って更新をおこなってください。SystemUpdate は、ロックに関係なくアイテムを更新します。(ただし、更新日付なども変更されません。つまり、他のドキュメントライブラリにドキュメントをアップする場合などは、いつも通り […]
VSTO の新機能 : ClickOnce
【環境】 Microsoft Office 2007 Enterprise Visual Studio Codename Orcas (March 2007 CTP) Internet Information Server (IIS) 6.0 Orcas でみる VSTO の新機能 リボンのデザインサポート Word コンテントコントロールのデータバインド ClickOnce Outlook フォーム リージョン (ここから Beta 1 を使っています、、、) VBA […]
Microsoft Office の Publish (発行) による自動更新 (Web サーバーへの発行)
【環境】 Microsoft Office 2003 Visual Stuio 2005 Tools for the Microsoft Office system Internet Information Services (IIS) 6.0 こんにちは。 今日は、現在 連続物で掲載途中の「Orcas でみる VSTO の新機能」シリーズではなく、以前までの VSTO に関する自動更新の方法について記載します。 なぜ Orcas が近い今頃になってこのテクノロジーを紹介するかというと、この後、ブログにて、Orcas で可能になっている the Microsoft […]
VSTO の新機能 : Word コンテント コントロールのデータ バインド
【環境】 Microsoft Office 2007 Enterprise Visual Studio Codename Orcas (March 2007 CTP) Orcas でみる VSTO の新機能 リボンのデザインサポート Word コンテントコントロールのデータバインド ClickOnce Outlook フォーム リージョン (ここから Beta 1 を使っています、、、) VBA との相互運用 SharePoint ワークフローの作成と配置の自動化 こんにちは。 今日は、Orcas […]
VSTO を使った Microsoft Office 開発における Cached によるデータ永続化の実装
【環境】 Visual Studio 2005 Tools for the Microsoft Office system Microsoft Office 2003 または、 Visual Studio Codename Orcas March 2007 CTP 以降 (Trinity Beta 1 以降) the Microsoft Office system 2007 こんにちは。 […]
VSTO の新機能 : リボンのデザイン サポート
Microsoft Office 2007 Enterprise Visual Studio Codename Orcas (March 2007 CTP) Orcas でみる VSTO の新機能 リボンのデザインサポート Word コンテントコントロールのデータバインド ClickOnce Outlook フォーム リージョン (ここから Beta 1 を使っています、、、) VBA との相互運用 SharePoint ワークフローの作成と配置の自動化 こんにちは。 今回は、Visual Studio […]
the Microsoft Office system 2007 によるビジネスアプリケーション開発
こんにちは。 今日は技術ネタではなく、the Microsoft Office system 2007 を使ったビジネスアプリケーション開発について記載します。 the Microsoft Office system 2007 では、豊富な機能が提供されていて、Office Developer Center などでも記載しているようなビジネスシナリオのアプリケーションが作成できます。ただ、機能が多すぎて、逆にどんな風に作っていこうかと迷われる方も多いでしょう。このブログでは、開発のためのエッセンスを紹介する目的で非常に見栄えのしないサンプルを紹介することが多いのですが、実際にどんなアプリケーションが開発されているのか、実際のイメージを掴んでもらうと非常に可能性の高い開発環境であることが実感してもらえるはずです。そこで、そうした事例をいくつかピックアップしてみましょう。 思いつくデモとしては、昨年の米国の Office Developer Confernce でビル・ゲイツ氏が基調講演でおこなっていたContosoのデモ(上記のOffice Developer Center のビジネスシナリオに似たアプリケーションです)やeBayのデモ(これは、Outlook Form Region のアドインを使って、Outlook のクライアント上から My eBay の情報を閲覧するデモです)などがあります。この他にも、今インターネット上から閲覧できるおもしろいデモ(実際に開発済みの製品も含まれます)としては、以下のようなものもあります。 Dassault […]
the 2007 Microsoft Office system でカスタムスマートアート (Custom SmartArt) を作成する
こんにちは。 今日は、MSDN Magazine のおもしろい記事をご紹介します。 the 2007 Microsoft Office system になって、クライアントがテンプレート指向のユーザインタフェースになり、自分なりにレイアウトしてみたいと少しがっかりされている方も居るかもしれません。テーブルのフォーマットなど、簡単なものについては Office 上でカスタムで作成できるようになっていますが、新しく導入されたスマートアート (SmartArt) もこんなふうにカスタムに作成できるという記事が MSDN Magazine に紹介されています。(↓) ◆ Create Custom SmartArt Graphics For Use In The 2007 Office System http://msdn.microsoft.com/msdnmag/issues/07/02/SmartArt/default.aspx 文字数が膨大ですので、プログラマの方向けに少しヘルプを記載しておきます。(スマートアートは、ご存知の通り、実に動きの細かい機能ですので、本格的に作ってみたい方は是非上記の記事を参照してください。) まずは、上記のサイトからサンプルコードを落として、解凍してみましょう。この中に、MSDNExample.glox […]