Tag: Server

シリーズ RDS : クライアント レンダリング (Client Rendering)

こんにちは。 シリーズ RDS (Windows Server 2008 R2 の RDS) : ユーザーごとのインストール クライアント レンダリング 今回は、クライアントレンダリングについて説明します。 概要 Windows 7 / Windows Server 2008 R2 では、GDI アプリケーション、 Windows Media、エアロ (Windows Aero)、 マイク入力などについても、サーバー側でレンダリングした結果を送るのではなく、クライアント側でレンダリングをおこなって動作します。(当初、DirectX 10.1、DXGI 1.1、Direct 2D のクライアントレンダリングも予定されていましたが、これらのクライアントレンダリングの実装については見送りとなりました。) Aero が […]

シリーズ RDS : ユーザーごとのインストール (Windows Installer 5.0)

環境 : Windows Server 2008 R2 (または Windows 7) Visual Studio 2008 こんにちは。 (N スぺのようなタイトルですみません、、、) エバンジェリスト高添 もセミナーなどでご紹介していますが、Windows Server 2008 R2 / Windows 7 におけるさまざまな連携シナリオの中の RDS (Remote Desktop Services) について、ここでは “開発者視点” でご紹介したいと思います。(セミナーの仕込み中ですが、時間が足りるか不安なのでブログに書いておくことにしました、、、) Windows Server […]

開発者にとっての Windows Server 2008 R2 (ショートビデオ)

こんにちは。 Windows Server 2008 R2 って、どう進化したの ? その答えを皆さんに発見していただくため、一部の事実を羅列してみましょう。 最新の CPU アーキテクチャを理解して、そのアーキテクチャにあわせた内部動作をします。つまり、1 つグレードが上のカーネル !  最大 256 LP (論理プロセッサ) に対応できるようになりました (例 : 64 CPU X Dual X HyperThreading もOK)。つまり、モンスターマシンで動作 ! Hyper-V 2.0 では、 稼働した状態で物理サーバー間を移動できます […]

32 bit アプリケーションを 64 bit 環境 (WOW64) に移植する際のシステムファイル / レジストリの扱いについて

ご注意 : 下記記述のうち、レジストリ リフレクションの機能は、Windows 7 / Windows Server 2008 R2 (およびそれ以降の Windows) では削除されることが決まりました。 http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/platform/64bit/RegReflect.mspx 環境 : Windows Server 2008 R2 Beta こんにちは。 昨日のイベント講演の際、会場にてご質問を頂いたので記載します。32 bit アプリケーションを 64 bit 環境 (WOW64) へ移す際の注意点についてです。 まず、昨日もお話しましたが、基礎知識として以下を踏まえておいてください。(ご存じの方は読み飛ばしてください) 基本的に、32 bit […]

定番の Windows コマンド備忘録

こんにちは。 ご存じの通り Server Core は、Windows Server 2008 R2 で .NET 開発者にとっても無関係なものではなくなりました。いままでは “Developer” エバンジェリストの私としては遠くから見ていた Server Core でしたが、そんなわけで、この環境で開発者の皆様向けに配置 / 開発 / デバッグ などのノウハウをいつかお届けすべく格闘しています。 自分はコマンド大好き人間で結構使ってきた “つもり” でしたが、甘かったです。「コマンド縛り」 というのがこんなにやっかいなものであることに痛感です。例えば「怖いから、まずは Windows Update を当ててからにしよう !」と思った瞬間に、「で、Windows Update を強制的に当てるにはどうしたら良いの ???」、「当たったかどうかどこで確認するの […]

Windows Server 2008 R2 (および Windows 7) の CPU 関連のアーキテクチャ

こんにちは。 Windows Server 2008 R2 についての話です。 この OS、開発者にとって大変メリットが大きく、例えば Server Core で .NET アプリなども稼働可能、さらにコマンドラインの機能が各段に充実 (例 : PowerShell V2、リモーティング、DISM、など) していることから、周辺の開発環境(クライアント) からコマンドラインベースの Server Core に対して開発/デバッグ/運用管理をおこなうといったシナリオにも対応しています。もちろん、開発の話ばかりではなく、エバンジェリストの高添 がブログ/セミナーでもご紹介している Live Migration (停止せずに仮想マシンを移動できる Hyper-V 2.0 の新機能) などは、開発者の皆さんにとっても大きなメリットでしょう。 さて、その心臓部ですが、Windows 7 と同一のカーネルを使用し、64 […]

Silverlight 3 における通信処理 (Web サービス、WCF) 関連の拡張ポイント

こんにちは。 Silverlight 3 の Beta が MIX で発表されたというニュースはもう皆さんご存じかと思います。オフラインシナリオや、さまざまなコントロール(グラフ等)のサポート、グラフィクス系のさまざまな拡張など、目玉の機能がたくさんありますので、是非、ニュースソース、ブログなどをチェックしておくと良いでしょう。 さて、以前記載したインタビュー記事「RIA 開発、デザインのその先に待つものは、、、」でも現場の方が話されているように、実際の Silverlight 開発では、データアクセス、ネットワークまわりの処理などの方法の理解は重要になります。特に、Silverlight はブラウザ上で動作するアプリケーションのため、いろいろと注意が必要です。(デスクトップアプリケーションに近い開発環境を実現していますが、自由奔放にアクセスする、というわけにはいきません。) 今回の Silverlight 3 Beta における Webサービス / WCF まわりの拡張点について、Microsoft (米国) の Connected System のチームが非常にすっきりとポイントを記載してくれていますので、是非参考にしてみてください。 The .NET Endpoint チームブログ : […]

[Tech Days 補足] WF 4.0 の互換性と移行について

こんにちは。 Tech Days へのご参加、ありがとうございました。私が担当した WF/WCF/ワークフローサービス 4.0 のセッションについて、セッション後、互換性・移行に関して参加者の方よりご質問を頂きましたので、以下に補足させていただきます。 まず、セッションに参加されていない方のために記載しておきますと、WF 4.0 では、新しい名前空間とクラスが使用されています。WF 4.0 では、この新しいクラスにより、以下のような改良がおこなわれています。 より洗練されたXAMLベースの宣言型モデリングを提供 WF をお使いの皆様からのフィードバックに基づく、さまざまなシナリオへの柔軟な対応 (今までのWFでは不可能であった多数のシナリオへ対応) 従来の WF での反省点を踏まえた改良 (例 : オーバーヘッドを抑えた実行/パフォーマンス向上、リホスティングへの容易な対応、など) 尚、現在ダウンロードセンターから入手可能な Visual Studio 2010 の CTP 版にはこの新しい WF は含まれていません。このため、この改良されたすばらしいポイントについては、いずれ皆さんがご利用できる際にブログなどでも紹介していきたいと思います。(現在は、PDC のビデオが公開されていますので、そちらが参考になります。) […]

Visual Studio 2010 : VSTO の配置の進化 (CTP 版) (3)

環境: .NET Framework 4.0 Community Technology Preview (CTP) Visual Studio 2010 Community Technology Preview (CTP) No PIAs 複数のプロジェクト配置 (Multi Project Deployment) 配置後のアクション (Post Deployment Action) こんにちは。 今回は、配置後のアクションについてです。 この機能も前回同様、かなりの手作業が必要になっていますが、最終的にどのような機能になるかは未定ですのでご注意ください。 機能の背景  前回の繰り返しになりますが、 VSTO は、エンタープライズシステムを想定した手段です。 現実のアプリケーションでは、配布後の独自な環境設定なども必要になることでしょう。特に開発現場/利用現場では、ドキュメントの配置方法をカスタマイズしたいという声をよく聞きます。VSTO のアーキテクチャはある意味美しくできており、アドインではないドキュメントレベルのアプリケーションでは、ドキュメント […]